こっそりひっそり
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やっとUPできました。よかった。
歌の中の物語は続きから。
歌いながらどんどん先を行く太子の背を追って、妹子は歩いています。
太子に気持ちを伝えて、その返事を待っている状態です。
晴天だったのに、にわかに曇り雨まで降り出して、二人は並んで走り出します。
妹子側のいいぶん。
あなたが好きで、だからこれからもずっと一緒で、あなたと二人だったらどこまでだって行ってみせますから、という誓いを立てている。
太子側のいいぶん。
妹子のことは好きなので、一緒にいてくれるととても嬉しいし頼りにしたい。
だけれども、妹子はとてもできる子なので、一緒にいたら自由を奪うんじゃないかなと心配している。一人でもどこへだって羽ばたいていけるのに、自分が枷になるのは嫌だなあと。
なので、好きなんだけど、ふざけまじりで返事をした。
お互いがお互いを好きなんだけど、すれ違っています。
なお太子パートの「話して」は「離して」ともかけています。
妹子が好意をストレートにぶつけてきたのに対して、太子はまだすごく迷っている感じです。
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