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ツイッターのほうでちょっとションボリ書いてましたが、ちょっと悲しい夢を見たことで、考えたことが色々あったので追記にて。

セクシャルマイノリティについてなど書いてありますので、不快に思う可能性がある方は閲覧を避けていただけると助かります。

---



このブログに最近いらっしゃった方へ。
過去の記事や、ブログ上段右にありますメニューより「うp主からのお願い事」を読んでいただけると助かります。
簡単に言いますと、性別について動画等で触れていただきたくない、というような旨が書いてあります。



本題です。
夢の中で、自分はある町にいて、恋人(女性)と手をつないで歩いていました。
それに対して、周囲には偏見を持っている人ばかりがいました。

例えて言うなら「FtM(女性から男性に)/性同一性障害」という存在に対して、また同性愛者に対する「気持ち悪い」。
ややこしくてすみませんが、うp主は上記の例のどちらにも属していません(簡単に後述します)。
この「偏見」の総意は『ネットやメディアの影響で構築された「セクシャルマイノリティ(性的少数派)」に対する偏見』と見ていただけると助かります。

人々の好奇と偏見と嫌悪の視線から逃げ出すように、自分は歩き出すわけなのですが、その目線はどこへ行ってもついて回りました。

そして、ある町で、とある番組の収録をしているところに出くわします。
それは街頭で、対談のかたちをとった番組でした。

「おなべ」という言い方は適切ではないと思うのですが、夢の中ではそう表記されていましたので使わせていただきます(すみません)。

ホストをなさっている3人のおなべの方(男性ホルモン注射や、乳房の切除手術などを受け、男性として生きておられる方々です)と、この世界に入ってきたばかりであろう、まだ声も高く女性っぽさも残した新人の方が、その世界について話していました。

司会者は新人さんに向けて、ひどく好奇の視線を向けていて、侮辱ともとれる発言をなんども繰り返します。
面白おかしく放送するためであろうその行為に、ベテランの3人の方々は巧みな話術でフォローを入れますが、
ディレクターが押し切る形で、「特殊な性癖を持つ、異形の人々、親も本人もかわいそう」というようなレッテルを貼られ番組の収録は終了しました。

それを自分はとてもいたたまれない気持ちで見ていました。


ちょっとわかりにくいところもあったかと思いますが、大体こんな夢です。






たとえば、「同性愛者」を「どうしても受け入れることは出来ない」のだけれども「かといって攻撃はしないよ」という人Aさんがいらっしゃいます。
でも、Aさんの意見を前半だけ聞いて、「受け入れられないなんて心が狭い、あなたはひどい」と責める「自称:同性愛を肯定している」Bさんがいるのです。


夢を見て考えたことは、ここから連綿と繋がっていきまして。

「受け入れられない」と感じるものを、「過剰に攻撃する」人がいるのは何でなんだろうなあと。
別にマイノリティじゃなくとも、「他者と違う」ことに反応して、攻撃する人がいるということ。

生活環境が人と違うとか、人よりちょっとノンビリしているとか、苦手なことがあるとか、些細なことでもいいので見つけて、攻撃して、悦に入るというか、優越感を感じないと自分を保てない人がいるんじゃないかと。

「多数=普通=正しい」って感じる人もいますし、「少数=選民意識=特別、偉い」って感じる人もいる。
人と同じことに安心感を感じたりとかね。


「人とあわせる」いわゆる空気を読む、というのは生きていくのに必要なので、ある程度は協調性も必要になってきますが、違った部分というのも持っていないと、人間のコミュニティとしては非常につまらないものになってしまいそうだな、と思いました。
他者と自分が「違う」ことを認識して、自我を作る必要があるんですね。



さて、話は戻りますが、うp主自身について。
ホルモン注射などで、身体を変えるまでは行かないまでも、中性的な服装を好みます。
(ほとんど変身レベルですが女性らしい服装も出来ますし、女性らしくしたがる周期もあります。感性もかなりファンシィなので、中間点でどちらの性も楽しんで生きていると思っていただければ幸いです)
気持ち的にはどっちにも属せていない(ように思う)ので、居心地の悪さを感じることは時々あります。

恋愛では、男性として女性を好きになります。同性を好きになるという認識はありませんが、外から見るとそう見えるのだろうな、と感じています。
ゆえに、自分と付き合う人は、心無い偏見にさらされることになるんじゃないか。と考えると、非常に心苦しい。危惧していること。です。もしそうなった時に、どれだけ守れるかも、ちょっと考えます。


で、周囲にどう見て欲しいのかというと、別にあれこれ全部を理解して受け入れてくれってつもりはないのですね(この記事に沢山出てくる用語についても、いろんなものを調べていますけど、確実に合っているかというと自信がなかったりします。ごく普通の方には全部受け止めろというのが酷な話だと思います)

「無理なら無理しなくてもいいです」という感じです。ただ、攻撃されるとちょっと凹むかなあ。


夢の中で受けた視線は、本当に、人間はこんな顔をして人を蔑むのだと、悲しくなるものでした。
自分はそんな風な顔はしたくないし、できることなら誰にもして欲しくないなあと思ったのでした。



マイノリティについては、たとえとして出したものです。ので、このことだけの問題ではありません。
これらは、世の中に色んな人がいる以上、「こうすれば間違いない」という明確な答えはどこにもないことです。

ですので、人に対する接し方であるとか、自分のあり方ですとか、すごーーーく暇な時に考えてみてはどうでしょうか、という大変自己満足の記事でした。すみません。



長文に付き合っていただけたのでしたら、読んでくださってありがとうございました!
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すっきり。
なんか、とてもスッキリしました。
自分が言葉に出来ない言いたい事をそのまま書いてくれたような感じ。
すっきり。

でも、その半面でなんとなーく、もやっと。
いや、不快なんじゃなくて、難しいなと思って。

あ、あと、ついでみたいですみません。
イラスト、素敵です^^
では、失礼しました。
2010/09/11(Sat)19:07:58 編集
はじめまして
密架と申します
いつも某動画サイトで漣さんのすてきな動画や、このブログをみさせてもらっています。
私は個人個人がどんな生き方をしてもいいと思うし、どんな人を好きになってもいいと思います。でもってそれを否定していい人なんていないと思います。友人である同性どうしのカップルを見ると「幸せそうで、お似合いでうらやましい」と思います。
…なんか生意気言ってすいませんでした!自分自身、高校生にもなって恋したこともないくせに…
なにはともあれ、漣さん素敵です!絵も歌声もめっちゃ大好きです。

密架 2010/09/11(Sat)21:11:37 編集
初めまして
初めましてこんばんは漣様
珀と申します

動画を見てファンになり、よくブログを読んでいたのですが、チキン故なかなかコメントできず…
今日どきどきしながらコメントさせて頂きました

私の友人(女性)にも女性と付き合っている子がいました。今はもう音信不通になってしまいましたが…
その子を応援していたのですが、回りには攻撃的な方が多く、上手くフォローしてあげられなかったのが非常に悔しかったです

漣様の言葉でなんだかすとんと肩の荷がおりたような気がします
お礼を言うのは変かもしれませんが…ありがとうございます^^

では、長々と失礼致しました
これからもこっそり覗きにきますね^^
2010/09/11(Sat)21:49:21 編集
無題
なんだか最近コメント多くってすみませんlllorz


わたしのまわりにもやっぱりそういう人っています。友達に「実は女の子と付き合ってるの」なんて、はじめて聞くと驚きが大きいんですが、だからといってどうしようとかありません。

その人が幸せならそれを邪魔する権利なんか誰にもないと思います。「同姓だから」とかじゃなくて「相手が好き」っていう気持ちのが大切だと思います。

漣さんの気持ち、わかる気がします。
自分もはっきりとは言い切れないけど、そーいう部分があったりします。
・・・っていっても恋らしい恋とかしたことないんですがね^^;

ようは「自分らしさ」を大切にしたらいいと思うますよ。わたしは。

長文&生意気すみませんでした!
ぜろのそら URL 2010/09/12(Sun)19:45:03 編集
秋さん
あはは、ありがとうございます!
すっきりしていただけたのなら、ここに書いた意味がありました´w`

どうにも即日解決できることではなくて、早く結果が欲しい、ハッキリしたいって人には特に、難しい問題だと思います。

ただ、考えるきっかけというのは、あれば良いなと。それだけでも、なにか変わることもあるかもしれません。
多少疎まれたとしても、ほんの少しでもそういうきっかけになれればと思います。

コメントありがとうございました!
REN 2010/10/05(Tue)21:26:09 編集
密架さん
こんばんわ、はじめまして。
動画、ブログともに、見てくださってどうもありがとうございます!


生きる目的も方法も、そのすがたも、それぞれが望んだままでいいと思うんですね。
(もちろん、法に触れないですとか、人に危害を加えないとか、そんな当たり前の制約の範囲内で)
ましてや、「人を好きになる」というのは、その人の心そのものだと思います。
だから、誰にも邪魔できないし、止めることもできないものだろうなって思います。
友人カップルさん、幸せそうで良かったです´w`


密架さんにも、いずれ恋をする時期がきますよ。
幸せだったり、ちょっと苦しかったり、それでも好きでい続けたり、そういう恋愛をして、素敵な女性になってください。
もちろん密架さんのペースでね*´w`

大好きいただきます、ありがとうございます!
今後も、のろのろ進行ではありますが、作品を見ていただけたら嬉しく思います。

コメントありがとうございました!
REN 2010/10/05(Tue)21:31:59 編集
珀さん
こんばんわ、はじめまして。
ブログも動画も、見てくださってどうもありがとうございます´w`

勇気をだしてコメントしてくださって、すごく嬉しく思います。
そして、珀さんの友人さんのお話、話してくださってありがとうございます。

攻撃されない権利と攻撃する自由では、後者の方が勝ってしまうのでしょうか。
でも、珀さんが応援してくれていたこと、その人はすごく嬉しかったと思いますよ。
その方が新しい伴侶に出会えて、珀さんのような理解者のいる環境で、幸せでいてくれることを願います。

自分が書いた言葉で、なにかが楽になったのでしたら、ありがたいことです*´w`
どういたしまして! そしてこちらこそ、ありがとうございます!

どうぞこっそり(笑)今後も見に来てやってくださいね。
コメントありがとうございました!

REN 2010/10/05(Tue)21:37:20 編集
ぜろのそらさん
いえいえ、コメントいつもありがとうございます!

なんだか不思議な感じがするのですが、もしくは自分が見て居なかっただけかも知れませんが、自分自身学生時代に、所謂同性を好きなんですという話は聞いたことがありませんでした。
だから、いまこうやって話を聞いていて、少なくとも自分の学生時代からは世界が開けているような、そんな感じも受けています。

「相手を好き」な気持ちは、すごく尊いものですね。
独占欲や支配欲や、そんなものをかぶっている場合もあるのですが、なんていうんでしょう、人間のなかでいちばん芯にあって、まじりっけのない気持ちなんだと思います。

ぜろのさんの恋はどんな感じになるんでしょうね´w`
穏やかな恋か、身を焦がすようなものなのか、それはまだわかりませんが、ぜろのさんの言葉をお借りして「自分らしく」恋のできる時を楽しみにしていましょう*´∀`

長文でのコメント、どうもありがとうございました!

REN 2010/10/05(Tue)21:44:42 編集
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